Jim Henson || September 24, 1936 - May 16, 1990 (via lizlime)
Gorgeは世界に開かれている。その起源でさえも。 ~DJ Lhotse 「Gorge Archive」インタビュー
全世界に急速に波及しつつあるビーツ・クライミング・ミュージック”Gorge”。だが、”ヒマラヤン・ジャイアンツ”として知られる、DJ Nangaをはじめとする最初期のGorgeブーティストたちについては、その音源はほとんど流通していなかった。これは最初期はテープでリリースがされていたことも要因の一つであるが、最も大きな原因としては彼らがインターネット上での音源流通やテープ・CDの再リリースを頑なに拒み続けていたことも原因の1つだ。
これにより、彼らヒマラヤン・ジャイアンツの音源はその入手困難さから神秘性を持つ一方、オリジネーターの音源が存在しないジャンルとして「Gorgeはマッチポンプ、でっちあげ」といった意見さえも飛び出ていた。
だが、2012年春、突如としてSoundCloud.com上に「Gorge Archives」としてDJ Nangaのライブ音源がアップされた。
http://soundcloud.com/gorge-archives
今後もGorge ArchiveにDJ LhotseのEPなど最初期の音源が次々とアップされていく予定らしい。
オリジネーターとして知られるDJ Nangaは、ヨセミテに長期間クライミングツアーに入っていて連絡不可能とのことだが、その右腕として知られるDJ Lhotseにこのことについて緊急メールインタビューをすることに成功した。以下にその記録を紹介するが、驚くべきラディカルな試みがなされたものであった。
- これまでヒマラヤン・ジャイアンツの音源の公開が禁止されていた理由は?
「禁止していたわけじゃないんだけど、公開していいかって聞かれたときには「No」って答えてたんだ。
流通しすぎちゃうと、”Gorgeはこういうものだ”ってリファレンスとして扱われてしまうだろ?
それは、ルートの詳細な地図があったり、ムーブを教えちゃうみたいなものだってことが僕らの認識にあったのさ。まあ全員クライマーだしね(笑)。
それぞれの人が、それぞれ手探りで、不安を感じながら全感覚を動員してルートファインディングしてムーブを探る。その結果それぞれのGorgeのルートを見つけていく。それが面白いんじゃないか、ってね。
その結果辿り着いたのが全く違う音楽であってもそれはそれでクールだ。
“頂きへ至る道は1つじゃない、頂きへ至るだけがクライミングじゃない”ってことさ」
- それでは今回Gorge Archivesを公開した理由は?
「まあ十分にGorgeが世界中に浸透したっていうことがまず1つだね。僕らの音源がバリエーションの1つとしか聞かれないくらいにね。それと、変な神秘性みたいに捉えられるのも避けたかったというのもある。そろそろいいかな、ってことで皆に話し合ったわけさ。
ただ、公開することによって必要以上にまたリファレンスとして捉えられるのも嫌だな、ってこともあってさ、Gorge Archiveはオープンにしているんだ」
- オープンってどういうことですか?
「Gorge Archivesのsoundcloudのアカウントは誰でもアップしていいんだよ。アカウントはこれさ。
メールアドレス:
gorgein@gmail.com
パスワード:
gorgegorge
」
- え。それ公開してもいいんですか?
「もちろん。DJ Nangaや俺の名義のトラックを勝手に作ってアップしてもOKさ。どんどん使ってくれ」
- しかし、それだとどれが本物なのか分からなくなると思いますが。
「それでいいのさ。”本物の”Gorgeかどうか何の意味もないよ。ただそれぞれのGorgeがあるだけさ。頭でっかちな音楽批評家はそれじゃ困るというかもしれないけどさ。音楽って歴史を確認するために聞くものじゃないだろ。ただ目の前の音楽をエンジョイすればいいだけさ。Gorgeはそういう風に世界に開かれた音楽なんだよ。その起源でさえもそれはそうさ。
ただ、やっぱり最低限のルールがないと単なる音の集積になっちゃうから、GPL(Gorge Public License)には沿った形でリリースしてほしいところだね」
- 今後、どのような音源をリリースする予定ですか?
「DJ Nangaの最初にGorgeに気付いたときの、テープに録音された膨大なセッション。おそらく全部で5時間近くになると思うけど、その抜粋がリリースされる予定さ。それと、俺とDJ Nangaのセッション、幻となっているDJ PumoriのEPや、DJ Gasherbrumのトラックなんかも公開したいね。まあ、それがどこまで本物なのかは俺らは全く保証できないけどね(笑) 全部本当かもしれないし、全部嘘かもしれないし、それも含めてエンジョイしてほしい。Gorgeはそういう音楽さ」
"(Source: clubsherpa.com, via gorge-in)
date : Feb 12, 2011
place: Heavysick ZERO, nakano tokyo.00. intro
01. no title (unreleased)
02. Memories of DCBA
03. blackphone
04. no title (unreleased)
05. no title (unreleased)
Drastik Adhesive Force next performance
date : Mar 9, 2012@ BULLET’S, nishiazabu tokyo.